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【イベントリポート】

概要

名称:浜名湖競艇 『神園さやかミニコンサート』
日付:2011年01月02日(日)
時間:9:50〜、14:15〜
場所:浜名湖競艇場・サンホール(静岡県浜名郡)


「年末年始はさやかといっしょに過ごしたい。トリは浜名湖に出向くことに。」

2011/05/17
by K'z (N)

昨年末の「エーデルワイス 2010さよなら歌謡ショー」に始まったさやか三昧な年の変わり目も、とうとう終わりが近づいてきました。 最終日である今日は、すっかり年始め恒例になった感のある浜名湖競艇場での「神園さやか ミニコンサート」です。 横浜でのカウントダウンライブから帰宅して仮眠をとったら、例年と同じく愛車を駆って深夜のハイウェイクルージングとシャレ込みます。

東名高速下り線はいたって順調な流れで、午前6時には牧ノ原SAに到着しちゃいました。 ここでお決まりの朝食バイキングを楽しむべく、しばし小休止。 昨年は気付きませんでしたが、伊達巻きとか黒豆、お雑煮といったおせち料理も並べられていて、束の間のお正月気分を味わえましたよ。 このような縁起物を口にするのは、十数年振りのような気がします。

満腹になったら、浜松競艇場へラストスパートです。 何を勘違いしたのか、浜松西インターではなくひとつ手前の浜松インターで東名高速を降りてしまう失態をやらかしたりしましたが、 開演30分前に無事現着です。 常に心がけている1時間前行動が、セーフティクッションになりましたよ。 競艇場内に設けられたサンホールで開演を待つ見慣れた面々の中には、新潟や大阪、広島に住むファン仲間の姿もあり、 さっそく年始の挨拶を交わします。 といっても、「カウントダウンライブ」で会ったばかりの顔ぶれもありますが…。

そんなこんなですが、第1部の始まりです。 『木綿のハンカチーフ』でオープニングを飾るという、定番でありながらも最近ではご無沙汰のパターンです。 今日のさやかちゃんは、お正月らしく振り袖姿です。 昨年の浜名湖競艇では、三が日を過ぎていたためか通常のワンピース姿で、少々残念だった覚えがあります。 2年振りに再会したその艶やかな装いは、もう「七五三」などとは言わせません。 まぶしいなぁ…、心からそう感じます。

「浜名湖競艇にお越しのみなさん、明けましておめでとうございます!」のご挨拶で、新しい年に突入したことを改めて実感します。 と、お客さんからご祝儀(と言うより「お年玉」ですな)やおみやげが多数。 その中でも、おみやげのうなぎパイに惹かれているさやかちゃんなのでした。

今年で3年連続で浜松の新年の幕開けを飾っている訳ですが、今回もこの日を楽しみにしているお客さんが多かったようです。 『東京キッド』『東京アンナ』を歌いながらの客席練り歩きでも、たくさんのひとに握手を求められていましたもん。 ステージに戻ったさやかちゃん、またまた練り歩き中にいただいたご祝儀を手に、 「たくさんのお気持ちをいただきまして…。」 「普段は、あまりお着物を着ることはないんですが…、(和服は)便利ですよね。」 慎ましやかな言葉遣いをしながらも、おやおや?しっかり襟元にしまい込んでいますよ。 こんなお茶目な仕草に、メロメロなワタシです。

さて、『岬めぐり』に続いては、すっかり定番になっている「歌の楽園」の告知です。 さやかちゃんがこの番組に出演し始めてから、早いもので9カ月。 オリジナル曲を聞けないことやさやかちゃんが映る頻度が低いことを指摘する声もチラホラ耳にしますが、イベント等でことあるごとに 「ぜひ、見てください!」とプッシュするあたりからも、番組に対する自信の程がうかがえます。 また、「田中れいなさんと一緒に歌っていたのは誰だろう?」「『こりこりまりもっこり』を歌ったコは誰だろう?」と、 新たにさやかちゃんを知ったひとも多いらしいです。

『道 -ふるさとから遠く離れて-』でステージを締めくくったら、第2部の開演まで一息入れることにしましょうか。 フードコートで昼食でも食べようかと思ったものの、給湯器のお茶を飲みながらロビーでついウトウト…、開演間近になっていました。 さあ、サンホールに戻るとしますかね。

第2部のさやかちゃんは、青色の振り袖にお色直しして登場です。 MCでも「今日の天気のような色のお着物」と話していましたが、晴れ渡った新春の空の青色、熱戦が繰り広げられる競艇場の水面の青色、 そしてさやかちゃん持ち前の清々しさをイメージさせる青色。 憂鬱さを意味するブルーではありません。 『瀬戸の花嫁』の世界観と相まって、まさに"清楚"という言葉がぴったりの出で立ちです。

その『瀬戸の花嫁』なのですが…。 過日、他の歌い手さんが歌うのを見る機会があったのですが、「さやかちゃんのほうが格段に素晴らしい!」とヒイキ目抜きで、本気でそう感じました。 同業他者さんのほとんどは、歌声に起伏をつけて過剰に情感を表現しようとするか、逆に飾らずに歌うことで棒読みの無感情に感じるか、のどちらかでした。 これほど知名度の高い楽曲ですから、個々の歌い手のクオリティが如実に見る者に伝わってしまうのでしょう。 最愛のひとのもとに嫁いで行く喜びと故郷との別れのさみしさを、自然なまま語りかけられるのは誰にでもできることではなさそうです。 何度も聞いている楽曲にもかかわらず、今回はそれをまざまざと見せつけられました。

そして、次の曲は『太陽がくれた季節』。 おしとやかなレディから元気娘に一転します。 ハツラツと歌う姿は、現代の「あんみつ姫」といえるかも知れません。 それにしても、「静」と「動」という相反するふたつの要素をこなすことができるのは、これまた彼女の実力の奥深さの証であり、 また唯一無二、希有な存在なのだと思います。

終演後は、数度のにわか雪をくぐり抜けながら、家路に着きます。 新年早々に会うことができたファン仲間とさやかちゃんの笑顔を思い出せば、何十キロも延々と続く道路渋滞も苦になりません。 明日は一日ゆっくり休養をとって、あさってから通常の勤務が始まります。 今年も、充実した楽しい年になるとイイな…と思います。 ただし、あまり現場が楽しすぎると、不参戦が続いた時の「神園さやか欠乏症」が重症になりかねませんが…。

とりあえず、今年もどうぞよろしくお願いします。


曲目

【一回目(9:50〜)】
  1. 木綿のハンカチーフ
  2. 初めてのひと
  3. 東京キッド〜東京アンナ
  4. 帰ってこいよ
  5. 岬めぐり
  6. 道 -ふるさとから遠く離れて-
【二回目(14:15〜)】
  1. 瀬戸の花嫁
  2. 太陽がくれた季節
  3. 道 -ふるさとから遠く離れて-

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