since 2009/06/01
名称:『I LOVE みどりんご』ネットライブTV出演
日付:2010年12月17日(金)
時間:開場 18:00、放送 18:30〜21:00、本人出演 20:00ごろ
場所:T's Galaxy(東京都渋谷区神南)
2011/01/28
by K'z (N)
「神園さやか応援団」事務局から送付されてくる会報とスケジュール。 手元に届くたび、どんなイベントでどんなさやかちゃんの姿が見られるのか、イベントの催行日と勤務シフトを照らし合わせるのが、 すっかり恒常的になっています。
過日送付されたスケジュール一覧には、こんな告知がありました。 「12月17日 『I LOVE みどりんご』ネットライブTV出演」 『I LOVE みどりんご』って、なんだろう? まず、そこから情報収集です。 いくつか検索をかけてみたところ、毎月第1金曜日に放送されている歌謡トーク番組で、メインパーソナリティはみどりんごさんこと美土里りんごさんというかた。 美土里さんは歌手としても活躍していて、香川みどりさんという名前で演歌もこなしているのだとか。 そして、今回の放送は「クリスマススペシャル」と銘打って時間枠を拡大した特別版。 ちょっと興味が湧いて来ましたよ。
ただ、ネットライブTVというのが引っかかっていますが…。 以前、他の「ハコライブ(おっと、さやかちゃんの「箱ライブ」ではなく、屋内で催されるクローズドなライブという意味ね)」の配信版を見て、 そのクオリティの低さに目を覆ったことがあったのです。
また今回、観覧申し込みの方法もワタシの不安に拍車をかけました。 というのは、主催者さんに電話で問い合わせたところ、「申し込みは美土里りんごさんのブログ上にて受け付けている」とのことでした。 これって、かなりハードルが高いやり方じゃないですかね。 ワタシの中では、タレントさんのブログというと、公式ホームページ等よりもパーソナル性が高いイメージがあります。 そのような場に、美土里さんのファンでもない者が「観覧したいです〜」なんて、とてもじゃないですが書き込めないですよ。 だいいち、彼女のファンの目にも留まる訳ですから、これは失礼極まりないかと。 結局、「当日受け付けでも入場できる」との返答を得たので、そちらの方法を採ることにしました。
で、当日。 まあ、何はともあれ、忘年会ムードがあふれる東京・渋谷へ。 通りに面したビルの7階に「T's GALAXY」さんはありました。 こぢんまりとした、亀戸の「yanagi」さんを連想させるライブスペースです。 今日の『I LOVE みどりんご』には6名の歌手がゲスト出演するため、客席にはそれぞれの歌い手さんのファンたちが混在しています。 さやかファンも次第に人数が増えてきました。 ファン仲間と雑談をしつつ、他の歌い手さんのファンたちの動向をうかがっていると、そろそろ番組の始まる時間です。
三好茉莉菜さんが弾くピアノのメロディとともに、美土里りんごさんがサンタ衣装で登場しました。 プロフィールによると、美土里さんはさやかちゃんより年上らしいですが、身長152cmのルックスはほぼ同等です。 さらに、オープニングにサンタルックで『White Christmas』を歌うところも…。 『I LOVE みどりんご』は、美土里さんとゲストが繰り広げるトークと歌を主体にした番組。 『うたばん』とか『ミュージック・ステーション』みたいな構成といえば、想像がつくでしょうか。 今日の「スペシャル版」、ゲストコーナーは2人×3部構成です。
まず最初は、成瀬みのりさんと島ゆかりさんのお二方。 続いての部は、右藤綾子さんと金澤未咲さんが登場しました。 詳細については省略しますが、美土里さんとお笑いコンビ「パッチワーク」のふたりを交え、 5人で「最近のぜいたく」「忘れてしまいたい赤っ恥」などの話題で盛り上がっていました。
そして…。 パッチワークのふたりに代わって、占いの神野さち先生が登場します。 同席したのは、さやかちゃんと古都清乃さん。 ふたりの来年を予想していただきました。 神野先生によると、「さやかちゃんは12星座で見るとしし座ですが、さそり座とおひつじ座の性質も持ち合わせている」のだとか。 「自動車にたとえると、エンジンはしし座、ボディはさそり座、ハンドルはおひつじ座」だそうです。 具体的には、「おっちょこちょいでありながら、周囲からはそう見えず」、 「結婚すると、パートナーをしっかり操縦して『かかあ天下』になる」らしいですよ。 「来年は、礼儀正しさを心がけ、マナーを守れば、運が開ける」とのこと。 なるほど。 先を見るあまり、足元への配慮がおろそかにならないように気をつけてほしいですね。
ここで、美土里さんの「まりなりん(三好茉莉菜さん)のピアノが、テレビの天気予報みたい」の声で、場内の空気が和みました。 未来の予想ということで、みなさんが知らずのうちに、つい真剣に聞き入ってしまっていたようです。 さやかちゃんは、冬の代表曲『ゲレンデがとけるほど恋したい』、今イチオシの『道 -ふるさとから遠く離れて-』の2曲を披露しました。 あわせて、25日の「駅前ライブ」と、昨年に続いて催される「年越しライブ」の告知もしました。
ふたりずつゲストコーナーに出演した、今日の6人。 いずれのペアも「歌謡曲歌手/演歌歌手」となっているのは偶然なのでしょうか。
成瀬みのりさんと金澤未咲さんは、どこかで聞き覚えがある名前でした。 なぜだろう?と思ったら…、おふたりとも年末にワタシの地元にある川越・湯遊ランドで「歌謡ショー」を催すんですよね。 お店のチラシに載ってましたっけ。
中でも、3番手の「神園・古都ペア」は、年齢とキャリアの差が最も大きかったですね。 同年代どうし、あるいは共演経験のあるお相手と一緒だったりすれば問題ないと思われますが、 そうでない場合は、どちらか片方の者が「食われて」しまうことが懸念されます。 ところが、さやかちゃんの場合は心配ご無用。 言うまでもなく、終始堂々としていましたよ。 彼女が持っている存在感とトークの受け答えは、大ベテランの古都さんにひけを取ることはありません。 それとは反対に、古都さんの「吉田正先生の末弟子なんです」の言葉に違和感を覚えました。 芸能生活45周年を迎えた古都さんですから、そのネームバリューはかなりのものだと思います。 にもかかわらず、いまだに恩師の名を借りて自身をアピールするのはいかがなものかと。 「今の自分の存在は吉田先生のおかげなのだ」との気持ちの表れであろうことはわかります。 でも、45年の長きにわたって第一線で活躍できているのは、支持しているファンと、なにより古都さん自身に歌を愛する心があるからなんじゃないですかね。
番組は、花園直道 with 華舞斗のみなさんの舞踏ショー、そして『I LOVE みどりんご』でしか見られない「ザ・ココナッツ」のステージへ。 「ザ・ココナッツ」は、美土里りんごさんと金澤未咲さんのふたりで構成される番組限定ユニットです。 歌うのは『愛してLAi』なる楽曲。 少々ワタシをくすぐる曲調の作品でした。 この曲、オリジナル曲ではないようですが、詳細がまったくワカリマセン。 ぜひぜひ、また聞きたい逸曲です。
終わりに、些細なコトですが…。 ゲスト出演者を迎える際や次のコーナーへ移行する際、パーソナリティが漫然と客席に背をむけるのはNGだと思いますよ。 それに加えて、商売道具のマイクをフロアに落としたり、不用意にハウらせたり。 学芸会の出し物じゃないんだから、その辺りにもっと愛情っていうか気配りが欲しいな…、と。 それが希薄だと、どんなに充実した内容の番組だとしても、つまらない「テレビごっこ」に感じちゃいます。 そんな失態が、ネット配信ではオミットされていることを祈らずにはいられません。