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名称:『神園さやか駅前ライブ in 錦糸町』
日付:2010年11月27日(土)
時間:12:00〜、14:00〜
場所:スーツセレクト錦糸町店 店頭(東京都墨田区錦糸町)
2011/03/02
by K'z (S)
かつては毎月のように行われていた「駅前ライヴ in 錦糸町」も、夏以来のご無沙汰。
季節は冬、久しぶりの開催、久しぶりの光景が思い浮かびます。
さて、当日。
錦糸町へお出かけしようと、地元の駅までやってきました。
電車に乗る前に駅ビルで買い物しようと思い立ち、お店のレジへ行ったら…。
財布を忘れたのに気づいて、家までUターンする羽目になるとか(泣。
# 正しく『サザエさん』の主題歌と同じ状態になって、あらためて思います。
# あの歌(二番)は「愉快な〜」どころか、マジメな話で冷や汗が出ましたよ…。
いつもの路線を経て、錦糸町に着きました。
前回はうだるような暑さだったのに、今回は凍えるような寒さでしたね。
アッという間に2010年も過ぎ去ってしまいます…といった感慨にふける間もそこそこに、
いよいよ、ライヴが始まる時間を迎えることとなりました。
一般的な「店頭キャンペーン」よりも柔軟性に富んだステージングが魅力の「駅前ライヴ」。
一回目では、人肌のぬくもりが恋しくなる情愛を物語るかのような選曲をしてきました。
秋ごろから定番化していた『ハナミズキ』から『道』への流れは、まるで必勝リレーのごとし。
そして、二回目のステージで明示されたテーマは「風」。
# 個人的には、そのものズバリで『風(はしだのりひことシューベルツ)』を想像しました。
# もう一曲は、乾いた哀愁感のただようフォークタッチで『風は知らない(ザ・タイガース)』。
2010年も終わりに近づき、この年までの神園ちゃんの成長っぷりを思い起こさせた『北風よ』。
私が神園ちゃんのイベントを追いかけた年月と、様々な出会いと別れを思い出させた『時代』。
とまぁ、全体的に感動的かつ感傷的な趣があったので、いつになくしんみりとしていたんですよ。
ところが、冒頭から声援やM/Cへのレスポンスで大活躍していたご年輩がいらっしゃいまして、
ここで『時代』がかかるや、手拍子を「頭打ち(いわゆる"揉み手")」で始めたもんだから、
なんだか『チャンチキおけさ』みたいな調子になってしまい、どうにもこうにも(苦笑。
# それから、もうひとつ。
# これは神園ちゃんのイベントに限らず、敵情視察?においてもよくあることなのですが、
# M/Cの合間や唄っている途中に、観客がステージに向かって手を振る光景が見受けられます。
# 「私に気づいてほしい」「こっちを向いてほしい」という気持ちはわからないではないんです。
# だけど、身振りや手振りの効果があった後で、隣人などとささやき合っている様子を見ると、
# 僕らの身近な所でパフォーマンスを披露してくれるアーティストに対する姿勢というよりも、
# 動物園で飼育されている動物や池の鯉などの見世物?と接している時のそれに近いですし、
# もしかしたら、ステージ上の歌手さんを小馬鹿にしているのでは?と感じるときがあります。
# 個人的な印象にすぎないし、純粋な気持ちで応援する一見さんだとしたら申し訳ないのですが、
# だけど、こういう人たちの存在が気になりだすと、どうにも止まらないんですよね…。
これで、今日は‥‥と思っていたら、もうひと波乱?が用意されていました(驚。
えぇ、堀さんを代表する曲のひとつ、『リ・ボ・ン』ですよ…。
コラボライヴの相方が唄っているのを聴いて以来、神園ちゃんの歌唱を楽しみにしていた一曲で、
情熱と哀愁、テンポとノリ、当時のアイドルならではの雰囲気を楽しませていただきました。
これだから、神園ちゃんのステージは短くても油断ならないんですよねぇ…。
それから、前年の後半あたりから通して「良い!」と感じていたM/Cも健在でした。
あまりの寒さから始まったご挨拶や、新調したコートや"恒例のCM"トークに端を発し、
通りすがりの親子連れを見かければ、やさしい「さやかおねえちゃん」を演じてみたり、
自信と勇気を持ってがんばる人々を応援、さらには観客の体調をも気遣うにいたるまで…。
正しく、幅広い層からなる観客の全体に響き渡るような素晴らしいものでありました。
というわけで、ちょっと嬉しい感触を得た私は木場へと向かいます…。