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名称:東京湾納涼船 『神園さやか船上ライブ』新曲発売スペシャル!!
日付:2010年08月04日(水)
時間:出航 19:15、帰港 21:00
場所:竹芝客船ターミナル(東京都港区海岸)
2010/11/09
by K'z (N)
いよいよ、夏本番の8月。 今年は、連日昼間の気温が30℃をこえる猛暑が続いています。 そして、今日は待望のさやかちゃんの新曲『道-ふるさとから遠く離れて-』の発売日でもあります。 そんなアニバーサリーな日に、さやかちゃんは東京湾納涼船の船上ライブに出演するのだとか。 毎年恒例になっているライブですが、彼女の24回目のバースデーに催された前回(7月28日)は、 どうしても仕事の都合がつかず、参戦を断念せざるを得ませんでした。 今日は、幸いにも仕事がオフ。 大手を振って参戦できます。
また、新曲の発売日ということで、各通信カラオケに音源が配信されるのを期待しつつ、 午前中には地元のカラオケボックスに出向いていました。 実に5時間、何度も何度も『道 -ふるさとから遠く離れて-』を繰り返して堪能します。 もちろん、先月配信が開始されたばかりの『花ぐるま』も忘れてはいません。 両曲とも本人映像じゃないのは残念ですが、特に『花ぐるま』がさやかちゃんの楽曲として配信されるとは、うれしい限りです。 第一興商さん、この調子で『フラワーフェスティバル』もぜひ…。
入念なウォーミングアップをした後で、電車に揺られて1時間強。 これから納涼船として就航する大型客船「さるびあ丸」が停泊している竹芝客船ターミナルに到着しました。 ターミナル前の横断歩道で背後から声をかけられ、振り返ると顔なじみのファン仲間。 いつものことながら、申し合わせた訳でもないのに現場に集結する面々に親近感を抱きます。 ところで、東京湾納涼船に乗船するにはチケットが必要な訳ですが、運航する東海汽船さんの公式サイトで空席状況を見てみると、 さやかちゃんが「船上ライブ」を催す日に限って早々に満席になるようです。 事実、個人のかたのブログで「仲間と東京湾納涼船に乗りに行く。せっかく乗るなら神園さやかが出る日がいい」というような 記述を複数見かけることからも、一般乗船客にとっては「東京湾納涼船イコール『ゆかたダンサーズ』や『神園さやか』のライブ」 という図式が定着しているのかも知れません。
さあ、乗船手続きを済ませたら、船内へ。 いつものポジションでファン仲間と合流して、開演の20時05分を待ちます。 陽が落ちても下がらない気温と少し湿った潮風が、ビールのおいしさを引き立てます。 さあ、おつまみに鶏の唐揚げでも買ってきましょうか。
気分も高揚、宴たけなわの頃、 麗しきさやか姫の登場です。 本日のオープニングは『あゝ、無情』。 怒号のような歓声に迎えられて、のっけからパワー全開です。 「みなさんこんばんは〜、神園さやかです。盛り上がってますか〜?」のご挨拶にも絶大な反応。 そんな中、 「今日は、何と新曲の発売日なんです。次の曲はその新曲『道 -ふるさとから遠く離れて-』です。」 と思いがけない展開になりました。 『淡雪なみだ』のリリースを控えていた昨年は、 「9月に新曲が発売されますが…。今日はその曲は…、歌いません!」 と言い切っていたのですが。
納涼船の盛り上がりを踏まえると、少々場違いにも映る『道 -ふるさとから遠く離れて-』ですが、 ステージ前にいるお客さん全員に感謝の気持ちを込めて、自叙伝ともいえるこの曲を選曲したのでしょう。 歌い終わると、割れんばかりの拍手。 場が静まり返ってしまうことなどありません。
続いては、再び納涼船モードで『じょいふる』です。 2009年にいきものがかりが歌った作品で、さやかちゃんのライブでは今年からお披露目されました。 とは言うものの、ワタシにはさやかちゃんが歌うまでまったく馴染みのない楽曲でした。 先月の「東京湾納涼船」で初めて耳にした時は、観客の歓声にかき消されてしまってどんな曲なのかよくわからず、 帰宅してから改めて聞いてみたのでした。 うん、ボーカルの吉岡聖恵さんの声が躍動的で、「これならさやかちゃんが歌っても遜色ない!」と確信しました。 変に背伸びをしない(カッコつけない)でもじゅうぶんイケる曲調は、学園祭でギターを構える即興バンドの雰囲気プンプンですが、 そこが誰彼ともなく盛り上がれる要因なのだと思います。 ワタシもすっかり気に入ってしまったので、今後のさやかちゃんのライブにおいても定番化することを望みます。
『さくらんぼ』『学園天国』は、言わずもがなの定番ソング。 ステージも客席も一体になっています。 顔も名前も知らない乗船客どうしが、思い思いにライブを楽しんでいます。 それなのに、一糸乱れぬコール&レスポンス。 これだけで、全員が同じ空間にいる連帯感を感じます。
そんなライブも終了して…。 即売会でところ狭しと並べられているのは、新曲『道 -ふるさとから遠く離れて-』のCDです。 緑がまぶしいあぜ道に、白いワンピース姿のさやかちゃんが印象的なジャケ写ですよ。 さらに特筆ものなのはサイン色紙で、全面ジャケ写を採り入れた、最近の日本クラウンお得意の仕様になったことでしょう。 CDよりもひとまわり大きな色紙はピンナップとしても楽しめそうですが、せっかくのサインが映えなくなってしまいそうな気もします。 何はともあれ、発売日当日の日付入りの色紙をゲット。 新曲を東京湾上で聞いた証です。 こんな「お初」は、めったに体験できることではありませんよね。
毎度のことながら、大いに盛り上がる灼熱の船上ライブ。 残念なことに今後の出演予定はないようで、今年は今回が最終回になるようです。 手持ちのフードチケットを全部使いきれないうちに、さるびあ丸は竹芝客船ターミナルに帰港しました。 納涼船が運航されるのは、あと1ヶ月半です。 その間に、またライブが催されることを願わってやみません。 大型客船のデッキで潮風と熱気とさやかちゃんの歌に包まれての夕涼みは、ワタシにとってとびきり極上で至福のひとときなのですから…。