since 2009/06/01
名称:『2010 ひろしまフラワーフェスティバル』
日付:2010年05月03日(月)〜05日(水)
時間:終日
場所:平和記念公園、平和大通り、広島県庁前ひろば、各協賛会場
2010/05/18
by K'z (N)
一夜明けて、FFの二日目です。 今年初体験の暑さの余韻と少しばかりのお酒のチカラで、昨夜はぐっすり眠ることができました。 すっきり目覚めたら、今日もFFを駆け抜けられそうです。
今日はまず、デイジーステージへ。 広島駅前の複合商業施設エールエール地下2階に設けられたFF協賛会場です。 さやかちゃんはここで「駅前ライブ」を何回も催しているので、ホーム中のホームといえます。 ワタシは徒歩でエールエールへ向かうのですが、毎年歩いていると距離が遠く感じなくなるのが不思議です。 現着すると、お客さんの姿はまだ疎ら。 以前さやかちゃんが推していたほうじ茶のジェラートを購入して、開演を待つことにします。 そうそう、ほうじ茶とともに選んだ「やくぜん」もおいしかった、と付記しておきましょう。 おや、イイ歳のオジサンが嬉々としてジェラートを味わっている姿をよそに、お客さんがどんどん増えてきましたよ。
デイジーステージでは、『かもめが翔んだ日』『太陽がくれた季節』といったアップテンポの楽曲から、 『野に咲く花のように』などしっとり系の曲まで、さやかちゃんの魅力が大炸裂のステージでした。 もちろん、『花ぐるま』も披露されました。 この曲を聞くと、がぜんFFムードが高まります。
このステージでの彼女の衣装は、ピンクの「さやかオリジナルTシャツ(2010年バージョン)」です。 多くのファンも同じ服装だったので、なんとも苦笑モノでした。 確かに、混雑する会場内でもファンの居場所が把握しやすいというメリットはありますが…。 ワタシ?ワタシは昨日「さやT2010」を購入しましたが、保存用のために着用せず。 この時は、2008年バージョンのピンクを着ていましたよ。 さやかちゃんとのツーショット写真はふたりともピンクで、チョット照れくさいモノになっちゃいました。
それにしても、すごい数のお客さんですね。 さやかちゃんの次の出演者のステージが始まっても、物販コーナーに並ぶひとの列は途切れません。 この光景は、東京・錦糸町や東銀座での「駅前ライブ」を軽々と凌駕していました。 おそらくFF会場と広島県内の一部CDショップでのみ販売される、 FF公式ソング集「フラワーフェスティバル」の効果があるかもしれません。 コレは、FFには欠かせない『花ぐるま』とその進化版『花ぐるま☆21』、 昨日も歌った『フラワーフェスティバル』など全5曲が収録されたミニアルバムです。 今回のFF公式グッズであり、他の地域での発売は来年の5月だということですから、 FFの記念やご家族・お友達へのお土産に、まさにうってつけでしょう。 その他にも、「さやT2010」とミントブルーの色合いが涼しげな「神園さやかオリジナルタオル」も販売されていました。 両方とも、飛ぶように売れていましたよ。
エールエールを後にしたら、次に向かうはダリアステージ。 広島空港および広島駅と並ぶもうひとつの玄関口である広島バスターミナルに隣接した、基町クレド内のFF協賛会場です。 開演は16時。屋外ですが、日差しがビルに遮られてベストロケーションになるでしょう。
ダリアステージでの注目曲は、『ひだまりの詩』ですかね。 夫婦ユニットのル・クプルによる1997年リリースの楽曲です。 昔の恋人を偲ぶ内容の歌詞ですが、「逢えなくなって…」の表現が秀逸ですね。 「別れた」と言わないながらも「それぞれ別々のひと好きになっても…」と現実が頭をよぎるあたりに、 恋人への想いを断ち切れない心情がうかがえます。 何だかわかるなあ、その気持ち…。
ところで、一昨年のFFでも由紀さおりさんの『手紙』を歌ったさやかちゃんですが、 華やかな祭典のステージで切ない失恋の歌を歌っても、場の雰囲気がトーンダウンすることはまったくないんですよね。 彼女が歌う声に「悲しみを乗り越えて、ちゃんと元気になれるもん!」的な前向きさを感じさせるからなのかもしれません。
そういえば、物販コーナーでのこと。 ワタシの後ろに並んでいた二人連れの若い女性たちの会話で 「(さやかちゃんは)昔から歌がうまかったよね〜」なんていうのが聞こえてきました。 もしかしたら、さやかちゃんのお友達なのかな。 いずれにしても、老若男女の区別なく応援ができるってイイですよね。 関東じゃ、「若」と「女」が少ないですから。
さて、今日のトリはホップステージです。 ここでは、FMちゅーピーの公開録音が行われます。 収録に先立って、スタッフのかたが「それでは、大きな拍手で神園さやかさんをお迎えください。」なんて言ってましたが…。 大丈夫ですよ、盛大にやっちゃいますよ! さやかちゃんの歌唱がはじまると、手拍子と声援で応援します。 『あゝ無情』『学園天国』では、年配のご夫妻までが周囲と一体になって手拍子しているじゃないですか。 「若いひとの歌だから…」と消極的にならないご夫妻、素敵です。
テレビ「歌の楽園」でも歌った『春咲小紅』では、さやかちゃん本人が春先に芽吹く力強くも可憐な花に見えてしまいます。 個人的なエピソードですが…。 この曲が流行っていた頃、確か1981年でしたね。 当時、兵庫県の神戸で「ポートピア'81」なる博覧会が開催されていて、ワタシは歌詞を「春先、神戸に」と誤って解釈していたものです。
大いに盛り上がったこのステージの模様は、明日の午後に放送されます。 どんなふうにリスナーの耳に届くのか、楽しみです。
さあ、早いもので、もう明日はFF最終日です。 最後まで気を抜かずに、全力投球で行きましょう。 そのためにも、早くホテルに帰って寝ようっと。