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【イベントリポート】

概要

名称:『ミュージックデリバリーDX』 レギュラー出演
日付:2010年02月27日(土)
時間:17:00〜18:00
場所:木場スタジオ(東京都江東区木場)


「雨にも負けた、風にも負けた、そしてエクボにも負けた。」

2010/03/30
by K'z (N)

さてさて、さやかファンにとって月末の楽しみといえば、お給料日と『ミュージックデリバリーDX』の観覧に他なりません。 この番組は、素のままのさやかちゃんが垣間見られるおしゃべりとイチ押しの楽曲で、1時間の生放送があっという間に過ぎてゆきます。 時には、スタジオ前で生ライブが繰り広げられたり、商品化されていないカバー曲が録音版で披露されたりと、 さやかちゃんが単なるパーソナリティだけに留まらないのが大きな魅力です。

池袋で昼食、日暮里で買い物と通い慣れた経路をたどって、深川ギャザリア内にあるレインボーFM木場スタジオへ向かうとしますか。 ここ数日は暖かい日が続いていましたが、今日は一度止んだ雨が再び降り出したりして肌寒い土曜日です。 まったく、春とは名のみですな。

スタジオ前で放送開始を待っていると、身体が芯から冷えてきちゃいました。 今月もまだ施設内の改修工事が続いている関係で生ライブはありませんが、リスナーからのメールやお便りをたくさん紹介してくれるそうです。 ちなみに、今日のテーマは「卒業」だとか。

『木綿のハンカチーフ』が流れると、いよいよ「ミュージックデリバリーDX」のスタートです。 いつもなら『初恋』がタイトルテーマとして流れるところ、ちょっと新鮮なオープニングです。 もしかしたら、テーマの「卒業」に合わせた選曲なのかな。 『木綿のハンカチーフ』といえば、さやかちゃん周りではファンが一体になれる元気な楽曲のイメージですが、 実は「上京した男性と故郷にひとり残る恋人との心のすれ違い」を描いた涙、なみだ(?)の楽曲なんですよね。 番組本編では、『春なのに』『初恋』『なごり雪』が流れました。 いずれも、春の別れを思わせる旅立ちの楽曲です。 中でも『春なのに』はワタシが中学校卒業の年によく耳にしたので、少しばかり思い入れがあります。 そうそう、「卒業旅行」と称して、鉄分多めの友人と普通列車を乗り継いで、中国・四国方面に旅行したのも思い出すなあ…。

『なごり雪』もそうですが、春の別れを描いた楽曲って、その多くが恋人の上京によって離れ離れになってしまうシチュエーションですよね。 もちろん、曲中の主人公の悲しさや切なさはわかるのですが、別れの重大さについてワタシはあまり実感が湧かず漠然とした認識なんです。 たぶん、生まれてこのかたずっと埼玉に住んでいるため、就職や進学、日頃の買い物さえも東京へ出ることが何ら特別なことではないからなのでしょう。 友人が東京でひとり暮らしをすると聞いても、「週末くらい、帰ってこいよ!」なんてやすやすと言えちゃう重みのなさですから。 そう考えると、広島からひとりで上京し、自分の夢をひとつひとつ実現しているさやかちゃんには尊敬しちゃいます。 微力ながらも、彼女の支えになれれば嬉しいです。

え〜、そろそろこのあたりでカミングアウトしないといけないですね。 あの〜、今日の観覧ですが寒さが限界に達してしまったため、放送内容がほとんど上の空でした。 番組のメインであるリスナーからのメールも、右から左というアリサマでして…。 学校以外の「卒業」にまつわる投稿もあったような…。 その中で、印象に残ったMCをひとつ。 たしか「眼鏡を卒業して、コンタクトレンズにした。」という投稿絡みだったかな。 なんと、さやかちゃんは「私も小学校1年生と2年生のころ遠視だったので、眼鏡をかけていました。」と話していました。 へぇ〜、眼鏡をかけていたことがあるんだ…。 確かに『約束』のPVの中で、眼鏡をかけた小学生時代の彼女が出てきましたね。 学校行事か何かで使った演出用のファッショングラス(つまり、伊達眼鏡ね)だとばかり思っていたのですが、ホンモノだったとは…。 眼鏡女子には、無条件降伏のワタシです。

エンディングは『ひこうき雲』。 最後の最後まで、テーマを外さない選曲は見事です。 そして、番組を終えるなり、さやかちゃんはスタジオからわざわざ出て来て「雨の中、どうもありがとうございました〜!」と声をかけてくれました。 観覧者に労いの言葉を欠かさないのも、さやかちゃん持ち前の気配りなのでしょう。 このひとことが、みんなの気持ちを和ませてくれるんです。

さて、寒さのあまり、思い浮かぶのはホットコーヒー、ラーメン、お風呂などなど。 電車に乗れば、少しは暖かいかな…。 今日は寄り道をせずに、まっすぐ帰宅しましょう。


曲目

    なし

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