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名称:『神園さやか駅前ライブ in 錦糸町』
日付:2010年01月30日(土)
時間:12:30〜、14:30〜
場所:スーツセレクト錦糸町店 店頭(東京都墨田区錦糸町)
2010/03/03
by K'z (N)
さてさて、すっかり錦糸町の地に根付いた「神園さやか 駅前ライブ」が、今日もお馴染みのスーツセレクトさん店頭で催されます。 ここでは今月9日に催されたばかりですから、改めて2010年も本格始動したのだと実感しちゃいます。 いつものように早めに自宅を出発したら、買い物をしに途中下車しながら現地に向かうとしましょうか。
開演30分前、到着すると…。 見慣れたファン仲間の姿はもちろんのこと、物販をサポートするセキネ楽器さんの常連と思しきかたや、明らかに通りすがりのかたまで、 老若男女の人だかりが出来ています。
さやかちゃんの「駅前ライブ」は、同業他者さんの「店頭キャンペーン」とは比較にならないほど高頻度で催されていますよね。 なので、彼女をじゅうぶん認知しているひとであっても、ややもすると「いつも歌ってるから、今日わざわざ見ることもあるまい。」 などと思わないだろうか?という疑念を抱きました。 ところが、それは"案ずるより生むが易し"でした。 たとえ興味本位であろうと通りすがりであろうと、今までに複数回さやかちゃんの「駅前ライブ」を目にしたひとであれば、 その時々に応じたさまざまな展開に驚いたことでしょう。 ある時は自分の趣味嗜好に合った楽曲が聞けなかったのに、別の回では目からウロコが落ちまくりだったり。 J-POPやアニメソングがあり、かと思えば演歌もあり。 「前に一度観たから、今日はちょっと…。」と思わせないのがウリなんですね。
そして定刻、ライブがスタートします。 今では代名詞的な楽曲『木綿のハンカチーフ』で登場したさやかちゃんですが、髪をばっさり切ってイメージチェンジしているじゃないですか! 前週の「ミュージックデリバリーDX」の観覧に出向いたファン仲間から聞いてはいたものの、初見のワタシには激震が走りましたよ。 とても形容する言葉が見つからないので、素直に「カワイイ!」と言っちゃいます。 今夜、夢に出て来ちゃうかも知れません。
この髪型、ショートボブっていうんですかね? 肩くらいの長さの髪越しに覗く素顔には、彼女のアクティブさが溢れています。 それはお転婆というニュアンスではなくて、躍動感に満ちた輝きというのが最もふさわしい表現かと。 例えるなら、若い頃の小林聡美さんみたい…かな。 あるヘアスタイリストさんは 「ボブは、所謂おかっぱの進化形で最も日本人に似合うヘアスタイル。特に、黒髪のボブは日本人女性が世界に誇れるものである。」 と評していました。 つまり21世紀の今日、女性らしさイコールロングヘアとは限らないということなのでしょう。 現に、今日のさやかちゃんは☆※◎#¥&……。 言葉になりません。
ライブは進み、楽しいおしゃべりも飛び出します。 「間もなく2月です。ぜひスーツセレクトさんでスーツを新調して、新しい月を迎えて下さい。」と恒例のアナウンスも。 おいおい…、2月にスーツ新調ですか? 今の時期だと、新年度に向けて新調のほうが現実的な気もしますが…。 こういったどこかクダけたMCに、思わず笑いがこぼれます。 いっぽう、曲紹介ではそれぞれの楽曲にまつわるエピソードを絡めるなど、お客さんを「聞く気にさせる」効果が大だったように感じました。 空を見上げて偶然見つけるとラッキーな気分になる『ひこうき雲』、イルカさんのオリジナル版と同じオケを使っている『なごり雪』。 それは、1曲1曲に込められたさやかちゃんの思い入れが伝わってきます。 寒い日にはこうやってあたため合いたい『抱きしめたい』では、冬の寒空の下でワタシも人恋しくなってしまいました。 えぇ、身も心もあたため合えるひとを大募集中ですぅ。
ステージに立つアーティストが自身の創造するすべてのものを咀嚼し反芻して、観る者にぶつけてくる。 そんな口移しのライブ、情熱を感じるライブをどんどん創り上げていただきたいものです。 とは言うものの、ワタシは堂々としたさやかちゃんを観るのが何だか照れ臭くて、ライブの間じゅうファン仲間と雑談していましたがね。
後にクマゴロウ氏が話していたのですが、最近のさやかちゃんは通行人たちの間で「錦糸町の女の子」と呼ばれているとか。 場外馬券売場や数々のレジャー施設などが軒並みひしめいているこの街は、訪れるひとに何度も足を運ばせる魔力を持っているみたいです。 そんな来訪者たちに「今日は、何を歌うんだろう?」と興味を持たせることができているのだとしたら、 丸3年続いている「駅前ライブ」は決してマンネリ化していないと断言できるでしょう。
この後は、レインボータウンFMの「ミュージックデリバリーDX」に生出演するさやかちゃんを追っかけて木場に向かいます。 電車を利用するとえらく遠回りになってしまうので、都営バスを選択。 彼女の髪型同様、錦糸町駅から深川ギャザリアへの経路を「ショートカット」です。
そろそろ移動しましょうかね。 では、また後ほど…。