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【イベントリポート】

概要

名称:『神園さやかの年越しスペシャルライブ!』 盛り沢山でお腹いっぱい!
日付:2009年12月31日(木)〜2010年01月01日(金)
時間:
 『さやかのひとり紅白!(21:00〜)』
 『さやかのゆく年くる年(23:45〜)』
 『さやかの日本一早いライブ(00:15〜)』
場所:試聴室その2(神奈川県横浜市中区)


「年の初めに、神園ちゃん。」

2010/02/19
by K'z (S)

2009年から2010年をつなぐライヴシリーズ、その後半戦です。

一時、イベントのお題目である「日本一早い」の信ぴょう性に物議を醸したようですが、
「自分が好きな歌手のイベントに対して、そんなことで目くじらを立てなくても…。」
と思う一方で、なんだか不思議な感じがしたものです。
なにせ、個人的には、
「神園ちゃんによるライヴとして、2010年で日本一早い催しはコレなんだ。
 北海道から沖縄のどこにいるよりも、最初に観られる場所はココなんだ。」
と捉えていましたし、このことは事実でしたからねぇ…。

さて、当日のステージにお話を移しますと。
NHKホールのご本家にも引けを取らない?盛大なフィナーレで「ひとり紅白」を終え、
箱根そば風の年越しそばとカウントダウンの大合唱による「ゆく年くる年」を挟み、
ひとしきり会場全体の雰囲気が落ち着いたところで、次の一幕が始まりました。

最初のナンバーは、2009年の初イベントでも披露した『一月一日(いちがついちじつ)』。
意外にもポップな印象のオケでしたので、もしかすると森高千里ver.を参考にしたのかも!?
# 神園ちゃんが地方のX'masで披露したと聞く『ジンジン ジングルベル』のC/Wとして収録。
# 当時のシングルCDにしか収録されていなかったため、元ネタを探すのが大変だったなぁ…。

いつもの「駅前ライヴ」みたいに軽快なM/Cに乗せて、ステージは進んでいきます。
本年から展開を広げようとしている「箱ライヴ」の予習を兼ねたジャンルごとの選曲。
# ちなみに、今回のジャンルはアニソン、アイドル、演歌、J-POP、歌謡曲、フォークの順。
神園ちゃんの歴史を彩る曲や、自身がお気に入りという曲の数々が披露されていました。
さすがに先ほどまでの長丁場がたたったのか、歌唱面ではイマイチだったような気がします。

ところが…。
えぇ、6曲目の『すみれ色の涙』ですよ!
今年一番に初披露されたカバー曲で、久しぶりに「直撃」を喰らいました(自爆。
神園ちゃんのイベントを追いかけた頃から、某所で岩崎さんのナンバーを推していました。
深みと艶のあるヴォーカルが印象的なところですが、リリースされた曲目についても、
華やかなポップスあり、哀愁を含んだバラードあり…とまぁ、バラエティが豊富ですし、
神園ちゃんがオトナな雰囲気を醸し出せれば、さらに素敵だろうなぁ…と妄想したものです。
# 某イベントでは「個人的に狙い撃ち」されて「穴だらけ」にされたこともありましたっけ。
最初に指名していた曲がズバリ!ときたものですから、それはもうタマりませんよね(爆。

この曲についても、少しばかり。
「恋人たちの出会いによって生まれた花。
 愛し、憎み、別れと共に散った、花と恋の"いのち"。
 そして、涙…。」
当時の小学生だった私には、このような愛憎半ばする詞情を知る由もありませんでしたが、
幼い頃から、このようなシンプルな深さに接する機会があったことを幸せに思います。
それから、岩崎さんのヴォーカルには繊細かつダイナミックに唄い上げる美しさが込められ、
まるで、主人公による"想い"の強さを演じているようでもありました。

当時、岩崎さんが「ベストテン」系の番組でカバー元のエピソードを話していた覚えがあり、
# オリジナルはジャッキー吉川とブルーコメッツ、'68年発売のシングルB面曲でした。
しばらくしてから復刻されたCDを聴いたところ、オトナによるシャレた印象は共通ですが、
井上さんを中心としたヴォーカルには、独特なアクの強さやバタ臭さを感じるかもしれません。
ブルコメ版も捨てがたい魅力はありますが、総合的には岩崎さんの方に軍配が上がるかも…。

でもって、今回の神園ちゃんver.。
既報のとおり、長丁場を経たことによる神園ちゃんのヴォーカルがお疲れぎみだったのと、
冒頭で「"恋人どうし"が"ブルーに"ならなかった」のがわかって、非常に残念だったけど…。
また聴いてみたい!と思わせる雰囲気はあったし、今後も期待のナンバーだと思います♪

オーラスは『太陽がくれた季節』、いつもの"裏コール"をかけて幕とあいなりますが、
その他と、その後は、詳しく覚えていません…。

雑誌連載の取材を兼ねたネタ的な初詣と書き初め大会、それからオークション大会。
チャリティオークションそのものの意義や効果を否定するつもりはありませんし、
この日だけの記念グッズを競り落とした人には、祝福の言葉を贈りたいと思います。
しかし、個人的な(アルコールによる)酔いが醒めたこともあったのでしょうが、
「ひとり紅白」が終わった時点でクライマックスを迎え、テンションも落ちていました。
神園ちゃんも「ひとり紅白」が終わったことで緊張感が解けたのか、‥‥な調子でしたし、
それから、あまりにも時間がかかりすぎたことによるイベントの蛇足感も否めませんでした。
# 次にも同様の機会があるならば、構成や進行にもご一考いただけたら…と思います。

そんなこんなで時間が流れてゆくうちに、終夜運転のラストが出てしまう!ということで、
サイン&握手会とツーショット撮影を終えて、最寄りの駅までバタバタと急ぎ足。
なんだか、さっきまでと同じ面々が顔を揃えていたような気もするけど(笑。
沿線で確保していた宿に着いてから、缶チューハイを一杯ひっかけ直しての就寝とか(ぉ。

それから何時間か後に、ブッフェスタイルの朝ごはんをお腹いっぱい食べてからの帰還。
午前中に地元へたどり着きまして、初詣でを済ませてからの帰還とあいなりました。


曲目

【さやかの日本一早いライブ(00:15〜)】
  1. 一月一日
  2. カントリー・ロード(日本語版)
  3. 時間旅行
  4. 夜祭り
  5. be alive
  6. すみれ色の涙
  7. 太陽がくれた季節

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