since 2009/06/01
名称:『神園さやかの年越しスペシャルライブ!』 盛り沢山でお腹いっぱい!
日付:2009年12月31日(木)〜2010年01月01日(金)
時間:
『さやかのひとり紅白!(21:00〜)』
『さやかのゆく年くる年(23:45〜)』
『さやかの日本一早いライブ(00:15〜)』
場所:試聴室その2(神奈川県横浜市中区)
2010/02/15
by K'z (N)
2009年も残すところ、今日一日になりました。 今年もあれやこれやとさやかちゃんを追っかけて各所に足を運び、あっ!という間に大晦日です。 一年のトリである今日、今年の反省と新年の抱負を胸に慎ましく年を越すことなどなく、 何やら横浜へ出かける気満々のワタシなのでした。 前もって職場の出勤表に「×」を付けて、準備万端。 カレンダーが関係ない職種ですから、これくらい自由が利かないとハートが風邪をひいちゃいます。
え〜、大晦日といえば、家族揃って 「輝く!日本レコード大賞」「紅白歌合戦」「ゆく年くる年」等のテレビ番組を見ながら 年越しそばやみかんを食べたり、あるいはちょっとフライングして重箱のおせち料理をつまみ食いするのが、 純然たる日本人像なのでしょう。 ワタシが幼い頃もそうでした。 ひとり暮らしを謳歌している現在は、まったく縁がなくなってしまったシチュエーションですがね。
今日、ハマの街を訪れるのは、在りし日の一家団欒を思い出させる 「さやかのひとり紅白」「さやかのゆく年くる年」「さやかの日本一早いライブ」と銘打った、 興味深いイベントに参戦のためです。 「さやかのひとりレコード大賞」はないみたいですが、 まあ、これについては2003年に新人賞を受賞したさやかちゃんですから、除外もアリでしょうな。 先週も訪れた試聴室その2さんには、すでに見慣れた顔ぶれが集結しています。
ところが、交わす会話はいつもと趣を異にしているような…。 いつもなら、新たな演出や初披露の楽曲を予想するのですが、今日はその必要はありません。 ホンモノの「紅白歌合戦」での歌唱曲が事前に公表されている訳ですから、 「どう、さやかカラーに仕上げられているか?」に注目しちゃいましょう。
などと開演を待っているうちに、さやかちゃんのお出まし〜。 これまでのライブでは披露したことのない楽曲が大半の20数曲をひとつのステージでこなすということで、 彼女自身かなり緊張している様子です。 しかも、不測の事態(?)に備えて譜面台にカンペも完備。 黙っていればカンペの存在など気付かないにもかかわらず、そのことを観客に告白してしまうあたりに、 ファンとの間のアットホームさを感じますね。 そういえば、ある歌い手さんのステージでは機材の前面に貼られたカンペが客席からモロ見えだったり、 撤去し忘れたカンペが残ったままのミラーボールに苦笑したりしたこともありましたな。
さあ、浜崎あゆみさんやAKB48、いきものがかりなど、 J-POPの各曲を皮切りに「さやかのひとり紅白」のスタートです。 そして、伍代夏子さん、中村美律子さんといった演歌・歌謡曲も。 そんなステージ途中での一幕です。 水森かおりさんの『安芸の宮島』のはずが、流れてきたのは『安芸の夕暮れ』。 知るひとぞ知る迷曲に、ファンからは笑いが起こりました。 単に「紅白歌合戦」をトレースするだけでなく、何かしらのネタが仕組まれているところが、 さすがさやかちゃんのライブなのだと思います。 また、途中で衣装を赤から白に着替えて「紅白」をイメージさせるなど、小技にも抜かりはありません。 今年ワタシたちの耳をくすぐった楽曲、何十年も歌い継がれている定番の楽曲。 あらゆる楽曲がさやかカラーをまとって、2009年最後の夜を包み込みます。
さやかちゃん自身が「絶対、フルコーラスで歌いたい!」と切望していた アンジェラ・アキさんの『手紙 〜拝啓 十五の君へ〜』を経て、 次は「紅白歌合戦」のハイライトともいえる小林幸子さんの『万葉恋歌 〜あぁ、君待つと〜』です。 毎年、オーバーデコレートにさえ映る衣装がウリの小林幸子さんですが、 さやかちゃんはどのように再現するのでしょうか? お色直しを兼ねた休憩時間にも、ワタシの妄想は続きます。 さてさて、イントロに乗って登場したさやかちゃん、なんとその衣装はリラックマの着ぐるみですよ!! 観る者に与えるインパクトは、小林幸子さんを軽々凌駕していると言えるでしょう。 それも、悪ふざけ感や嫌悪感を感じさせないのが素敵です。 さらにリラックマを脱ぎ捨てると、森高千里ルックのフリフリスカートというおまけつき。 つい、かつてのステージで『17才』を歌っていた姿がダブります。 そんなこんなで歌唱だけに留まらず、ビジュアル面でも大いに楽しませてもらいました。
ラストはもちろん、北島三郎さんの『まつり』でフィナーレを飾ります。 歌唱曲の数が膨大過ぎて各々に関するインプレッションを残す余裕もありませんが、 「間違いなく充実した時間だった」と書き留めておきましょう。 『深愛』『また君に恋してる』など、今後のライブ等で再び披露して欲しい楽曲もありました。
もう、今年も残り僅かです。 この後は「さやかのゆく年くる年」に続きます。 テレビ放送の「ゆく年くる年」はNHKと民放では内容が異なるので、 果たしてどちらをモチーフにするのか?も興味深いところです。 もしかしたら、また想像を超えた驚きの企画が隠されているのかも知れません。 それでは、セカンド・ステージに続け〜!!