since 2009/06/01


【イベントリポート】

概要

名称:『クラウン歌謡学院 歌謡フェスティバル 決勝大会』ゲスト出演
日付:2009年11月29日(日)
時間:授与式プレゼンター 11:30〜、歌謡ショウ 17:30〜
場所:明治安田生命ホール(東京都新宿区西新宿)


「新宿、"輝く王冠"。」

2010/01/08
by K'z (S)

簡単に言えば、日本クラウンがお墨付きを与えているカラオケ教室が集まっての発表会。
今年も全国各地で予選会が行われましたが、東京会場の決勝大会でファイナルを迎えます。
他のカラオケ大会に比べて出場者のレベルが高く、歌唱の聴きごたえもバッチリなんですよ♪

そして、どこの会場でも所属の歌手さんがゲスト出演、模範的な歌唱を披露していますが、
なんと4年連続で、われらの神園ちゃんが決勝大会にゲスト出演することになりました!
# ちなみに年度と場所は、2006年新宿、2007年永田町、2008年が新宿で、2009年も新宿。
# そういえば、私は2006年から観ていましたっけ。懐かしくも、長い道のりでありました…。

ゲスト歌手の一人だけを観たいファンの立場としては、確かに微妙なイベントなんですよね。

…のような事情もあってか、顔なじみと思われる参加者が少なかったのは残念でありました。

とはいえ、神園ちゃんによる大ホールでのダイナミックな歌唱を味わえるのは貴重な機会ですし、
狭義の"応援"を旨とするファン連中にとっても、見逃せない側面があったりするんですよね…。
他の歌手が目当ての人たちへの対抗心?であったり、それこそ未知であろう皆さんに対しても、
「神園さやか(&さやかファン)、ここにあり!」を見せつける絶好の場所でもありますから。
考えようによっては、神園ちゃんだけでなくファン連中にとっても晴れの舞台!?なワケでして、
ご都合がよろしかったら、こちらをご覧の皆様にもお勧めしたいなぁ…と思う一幕であります。

# かつて、複数の歌手が出演する放送やイベントにおける神園ちゃんには定評がありましたっけ。
# 神園ちゃんの歌唱やキャラクターはもちろん、応援団の前身によるツボを押さえた声援も好評で、
# 控え室では神園ちゃんが他の歌手やスタッフに注目を浴びたり、絶賛されることもあったとか。
# 当時はファンの数こそ少なかったけど、神園ちゃんを盛り立てようとする熱意はありましたね…。

さて、当日は午前中に新宿へ到着しまして、ひとまず開演の様子を見ることにしました。
予選通過者へのプレゼンターを務める神園ちゃんを見終わったら、ちょうど時間はお昼過ぎ。
久しぶりに、かつて親しんだ新宿西口の大通りをのんびりと歩いてみました。
ヒイキにしていたさぬきうどんを食べに行ったり、中古レコード屋や家電量販店を眺めたり。
そんな中で足がもつれてしまい、豪快にすっころんだのは恥ずかしかったですね…。
ヒジのすり傷は1週間ほど残ったものの、その他の被害が少なかったのは救いかもしれません。

夕方が近くなった頃に会場へ戻ると、ぼちぼちと顔なじみの面々が増えてきました。
それからしばらくの時間を経て、ようやくゲスト歌手による歌謡ショウとあいなります。
デビュウからのキャリアが若い順だったようで、神園ちゃんの出演は4番目(ラス前!)。
私が神園ちゃんのイベントを追いかけた頃も、既にトップバッターは少なかったようですが、
あれだけの歌手を前に従えての出演というのは、やはり感慨深いものありますよねぇ…。
全体的に持ち時間が少ないこともあって、神園ちゃんも「短期決戦」モードだったかと。
顔見せのような形で新譜を披露する一方で、模範演技のように腕前を魅せる歌唱も健在。
やはり、大きな会場で披露される『テネシーワルツ』は冴え渡るなぁ…と感じ入りました。
それから、進行役を交えてのお話が中心だったため、本人ならではのM/Cは控えめでしたが、
若い割にはしっかりしながらも、親しみやすくて楽しいキャラクターを発揮していましたね。

# 以前より行われているイベントとは言え、会場と観客と出演することの趣旨をふまえれば、
# 特定の歌手だけを目当てに来場した観客へ向けて手の込んだステージングをするよりも、
# 初めて見る観衆が興味を覚えるように"くすぐる"所作を優先させるのは常套手段だと思うし、
# そんな時、前者としては「お、アレが来たな…」と"お約束"を楽しむのが得策かと思います。
# これをマンネリと挙げつらうのはアラ探しを自慢しているようでスマートじゃないと思うし、
# シビアでカッコ良く見える反面、余裕がないように感じられてしまうのは私だけでしょうか?
# 常連として周囲にお手本を示すことが必要で…なんて大仰なことを言うつもりはありませんが、
# 顔なじみがある程度の寛容さを持ち合わせることも、全体の調和につながると思うのですが…。

そんな神園ちゃんの"好演"に応えるべく、顔なじみの面々も「応援」に精を出していました。
後方にいた面々が声援と拍手を先導すれば、前方に陣取っていた面々がご祝儀を贈ります。
客席の場所には狙いがあったにせよ、上手い具合に役割分担ができていたのは嬉しかったです。
しかし、ファンの一部が発火させた起爆剤も周りの火薬がシケっていたために燃え広がらず、
残念ながら、私を含めたみんなの気持ちが会場全体に波及することはありませんでした。
いつも以上に頑張っていた面々の心意気に水を差す結果となり、それが悔しくてなりません。

その後の即売会において、最後まで行列が続いていたのには誇らしいものがありました。
最後まで待っていた購入者への粋な計らいで、軽いワンショット撮影会も行われましたが、
本編でくすぶっていたモヤモヤが晴れることはなく、むしろ虚しささえも感じていたのです。
帰宅後、晩ご飯から晩酌代わりの一杯をひっかけても、私の気分はすぐれないままでした…。


曲目

  1. ひこうき雲
  2. 淡雪なみだ
  3. テネシーワルツ

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