since 2009/06/01
名称：『新曲発売キャンペーン』 in 蕨
日付：2009年09月10日（木）
時間：15:00〜
場所：ミヤコ蕨店 店頭（埼玉県蕨市）
2009/09/29
by K'z (N)
4日間の『淡雪なみだ/ひこうき雲』関東地区キャンペーン、いよいよ最終日になりました。 ワタシは懲りずに有給休暇を取得して参戦です。 4日間フルコンプ達成が決定しちゃいました。
本日の一店舗目は、埼玉県蕨市のミヤコ蕨店さん。 15時開演なのですが、10時頃には自宅を出発します。
異常なまでに早めに行動を起こしたのは、周辺のおもちゃ屋さんや模型店さんを 巡ってみようと思いたったためでした。 小学生時代に蕨近辺に住んでいて、ミヤコさんのある西口に4店、 反対側の東口に5店が存在したのを覚えていましたが…。 惨敗です。 記憶から30数年、9店すべてがなくなっていました。 他にも当時あった書店、文具店、レコード店もなくなっていて、気分は浦島太郎です。
行く宛てを失い、すっかり予定が狂ってしまいました。 キャンペーンが始まるまでまだ2時間以上、何をして時間を潰しましょう。 駅前のベンチに腰を下ろしたら、軽く昼食でも摂りますかね。
開演時間が近づくにつれてファン仲間も集まって、店頭は少しずつ賑わってきました。 「観覧は完全無料です。こんなチャンスめったにありません。 あと一歩二歩前に進んでいただいて、間近で神園さやかちゃんの歌をお聞きください」 今日も大ハリキリのジャンボ小林氏のアナウンスに引き寄せられてか、 さほど広くない歩道はさらにお客さんが増えます。 「人が人を呼ぶ」の定理はウソではないようです。
平日の日中ということで、お客さんの多くは地元住民やお店の常連さんなど、 どちらというと年輩層がメインです。 小柄な体格の方が多いので、ワタシ達さやかファンが前寄りに立ってしまうと ステージが見えにくくなっちゃうんですよね。 ミヤコさんに限らず、キャンペーン中に観客の身体の隙間から覗き込むようにして、 ステージを見るオバーチャンを見かけることがあります。 そんな理由で、客寄せの効果は承知しながらも、敢えてワタシは後方にとどまります。 「あと一歩二歩前に進んで、神園さやかちゃんの歌を聞いてください♪」 通りすがりに足を止めてくれたひとに、ワタシからもこうお願いしちゃいましょう。
『淡雪なみだ』で登場したさやかちゃん。 「今日はすっごく近いですねぇ…」とはMCでの第一声です。 ここミヤコ蕨店さんは、ステージとお客さんとの距離が近く、 手を伸ばせば触れるほど、というのが大袈裟ではありません。 これほどの近距離でプロ歌手のナマ歌が聞けるなんて、他店では考えられませんね。
さやかちゃんを初めて見たと思われるお客さんは、先週放送された『サブ歌』に出演したこと、 イーグルバスのCMに出演していることを知ると、 「あぁ〜！」と顔と名前が一致したようです。 そうなんです。意外と(失礼)、あちこちに出没しているんですよ。 9月15日には、地元テレビ埼玉の「かずさと節子の歌謡音楽館」にゲスト出演だそうです。 この番組は生歌唱ではないものの、プロモーションビデオが楽しめる貴重な番組です。 見逃さないようにメモメモ…。 何でも番組収録の際に、若山かずささんから「現在の歌謡曲路線はさやかちゃんにぴったりだ」 と太鼓判をもらったのだとか。 ワタシも同感です。 クリアな声でピュアな心を違和感なく歌えるのが、さやかちゃんの持ち味なんだと思います。 それに、過剰に飾った楽曲や奇抜な演出がウリの楽曲ばかりが幅を効かせている昨今、 ジンワリと心に染み入って来る所謂「歌謡曲」がもっと注目されてもよさそうなものですよね。
歌唱は、久しぶりに披露の『折鶴』へ。店頭キャンペーンで歌ったところ評価が高く、 その後アルバムに収録されたという経緯のある逸曲です。 4年近く前になるでしょうか。 さやかちゃんが歌う『折鶴』を初めて聞いて、ワタシは大感銘を受けました。 「会えない恋人への想いを折り鶴に託す女性」を描いた歌詞に 彼女の清涼感溢れる歌声がクロスして、その切なさが否応なしに伝わってきます。 ワタシは涙腺弛みっぱなしでした。 さらにこう歌っています。 「私は待っています」「私は大好きです」 ただひたすら一途で健気な恋心…、心を打たれます。 「私を見てよ。グズグズしてると、どこかに行っちゃうよ」みたいなイマドキの楽曲は、 ワタシみたいなオジサンには過激すぎちゃいますから。
1曲分前倒ししてラストを『東京ラプソディー』で飾るのは、ミヤコさんならではの構成。 別名「ミヤコさんの歌」と呼ばれている訳ですから、ここはひとつ盛り上げちゃいましょうかね。 その景気づけが効を奏したのか、終演後の即売会とサイン会も多くのお客さんの姿が目につきました。
この後は東京・十条のMSダンさんで、関東地区キャンペーンのラストを飾ります。 京浜東北線に乗って、東十条を目指しましょう。