since 2009/06/01


【イベントリポート】

概要

名称:『神園さやか駅前ライブ in 名古屋』
日付:2009年06月21日(日)
時間:13:00〜、15:00〜
場所:名鉄百貨店ヤング館前 特設ステージ(愛知県名古屋市)


「やっとかめだなも、神園ちゃん!?」

2009/07/07
by K'z (S)

前夜、心斎橋『多恋人』さんでのイベントと大騒ぎが終わった後のこと。
寝しなに飲もうかな…と買っておいた氷結の缶を開けることもなく、
風呂へ入った後は、すっかり寝入ってしまいましたっけ(微苦笑。
# 今回は会場の最寄りに宿を確保しておいて、本当に救われました。
# あの調子で電車に乗って帰還しようものなら、かなりヤバかったかも(爆。

諸般の事情により、当初の予定より早めに出立する必要ができたため、
ほろ酔いが抜けないままに起床、軽くシャワーを浴びても寝ぼけ状態が抜けずに(困。
この宿でおなじみの朝食バイキングは、和洋のメニューが盛りだくさんで食べ放題♪
おにぎりと味噌汁、パンとコーヒー、デザートのヨーグルト、ガッツリいただきました。

ようやく元気を取り戻したところで、在来線を乗り継いで新大阪に到着。
会社へのお土産と土曜日に発売された漫画本を買い求めて、いざ新幹線…。
今までの遠征では途中下車によるハシゴがなかったから、ちょっと新鮮な気分。
なんやかんやを済ませていたら、ほどなく名古屋へ到着していた気がします。

それよりも、JRの名古屋駅を降りてからの方が長かったような印象がありますね。
名鉄の駅からバスターミナルを経て百貨店へとつながる果てしない?道のりでしたから。
通路に屋根はありましたが、朝からの人波と蒸し暑さにマイってしまいました。
そして、ヤング館で待ち構えるのは、鉄の城白い巨塔、巨大なマネキン"ナナちゃん"。
身長に体重、スリーサイズといったデータについては他のサイトに譲るとして、
季節の装いも新しく、この日は水着にライフジャケットを着ていたんだよなぁ…。

店頭にスタッフさんが現れ、辺りにポスターが貼られていきます。
壁の前にお立ち台が置かれて、それがステージ代わりになるのかなぁ…と思いきや。
スタッフさんが電気室のスイッチを押すと、壁と思っていた部分が手前に倒れこみ、
着地するポイントにはポールが伸びて、ステージへと変形するではありませんか!
この光景を見るや、既に集まっていたファン連中が驚いていたのはもちろんですが、
後から到着した神園ちゃんとマネージャー氏も目を見張っていましたっけ…。

続々とP/Aや階段やテーブルが設置され、次第にイベント会場へと様変わりしていきます。
こうなってくると、ステージ前に足を止める方やイベントのことを尋ねる方も現れてきて、
これから始まろうとする光景に対する高揚感や期待感といったものが沸き起こってきます。
# 開幕までのひととき、方々から集まった仲間達と語らうことも私の楽しみになっています。
# もっとも、みんなの間で繰り広げられているのは他愛もないヨタ話が中心ではありますが、
# 同好の士と気持ちを通わせることで楽しさは層倍に、悩みや迷いは幾分になりますからね。
# お一人様でイベントへお越しのみなさん、会場でおなじみの面々に声をかけてみませんか?
# ただし、社会人として他人に接するマナーやエチケットは忘れないようにしてくださいね。

ちょっと、閑話休題。
スタッフさんいわく、このステージに女性の歌手が立つのは初めてのことなんだとか。
地方のイベントに歌手やタレントが来るとなれば、町中こぞっての大騒ぎになったりします。
# そのぶん、無茶をされる方が増えるので、閉口することも多くなってしまうのですが…。
なんとはなしに、そんな名残が感じられるような雰囲気でしたっけ。
たとえば、ステージの最前列にかぶりつく年配の方や、同様に大型のカメラを構えている方。
この光景を見かねたスタッフから「危険ですので、お下がりください。」と注意の声がかかり、
ステージと観客サイドとの間に数mのスペースが生まれることになったので、ひと安心(ほっ。
# あの状態で観客になだれ込まれたり、覗きこまれたりしたらシャレにならないからなぁ…。

いよいよ、神園ちゃんのステージが始まりました。
地方のイベントとは言えども、決して手を抜いたパフォーマンスは見せませんでしたし、
蒸し暑い中にあって、よくぞ唄いあげた!と思うぐらいの出来栄えでしたよ♪
# むしろ、観戦している私たちの方がバテぎみでどうする?って感じでしたっけ(苦笑。
自己紹介からご当地の話題にいたるまで、幅広い観客に目を向けたM/Cも魅力的なものでした。
特に、ナナちゃん VS 神園ちゃんのプロポーション対決!?が山場だったかもしれません。
# まさか、ここまで自虐的なコメントを出してくるとは思いませんでしたからね(笑。
ほんの小手調べ、お手並み拝見…なんて思っていた初見の皆さん、驚かれたんじゃないかしら。

それから、衣装についても書かずにはいられません。
初回はマイクロ寸前のミニスカートでキュートなアクティヴさを見せつけたかと思えば、
次にはミディ丈な"水色のワンピース"で品の良さと清楚さを醸し出すという心憎さでして、
一粒で二度おいしい、一日で神園ちゃんの二面性を楽しめる構成になっていたと思います。
# 余談だけど、後者の衣装が初披露されたとき、構造的にキケンな問題点が気になっていまして、
# 衆目に触れるステージでの使用を不安視していましたが、ちゃんと改修してあったのはお見事!
# なんだかんだ言っても、やっぱり神園ちゃんは女の子なんだなぁ…と感心しちゃいました(ぉ。

…とまぁ、こんな感じで明るく楽しく、かつ等身大のステージングに魅きこまれたのでしょう、
駅前を通り過ぎる方やショッピングを終えた方が増えて、次第に大きな人だかりとなりましたが、
ヤング館という場所柄も功を奏したのか、予想よりも若い観客が多かったのには驚かされました。
まず、最後方にいた女の子から「さやかちゃーん!」コールがかかったのは新鮮な響きでした。
なにせ、神園ちゃんのイベントで黄色い声援を聞いたことが皆無に等しかったものですから、
最初はヤジ?冷やかし?的な違和感を覚えてしまい、ちょっと申し訳ない思いもしております。
それから、イベントをみんなで楽しんでいるご様子の親子連れにも印象深いものがありました。
若いお母さんが『タッチ』に反応してからというもの、最後まで観覧しただけにとどまらず、
即売会の列にも並び、ツーショットの撮影会まで参加されているのが嬉しかったですね。
本当に、良い意味で"タレントに親しむ"という微笑ましい光景が見られた駅前ライヴでした。

# もうひとつ、ここでも余談(という名のお詫び)をば。
# ツーショット撮影会では、マネージャー氏とご本人の了解でポーズ付けがOKの場合もあります。
# ファンの一人一人を覚えていてくれる温かさが、私達にとっては親しみやすさとなる反面、
# もしかしたら、一見さんの多いステージでは"特別あつらえ"が逆効果になるかも…と思い立ち、
# あえて、二回目ではツーショット撮影会への参加を辞退させていただくことにしたのですが、
# おなじみの面々やマネージャー氏、神園ちゃんにまで違和感を与えてしまったかもしれず(謝。

イベントが終わり、最後ぐらいはご当地の名物をいただこう!ということで(微笑、
駅ビルの中に入っていた名うてのお店で味噌煮込みうどんにチャレンジしたのですが、
お店やスタッフの品も良く、料理の素材やお味も良く、結果的にお値段も良かったですね(汗。

そんなこんなでまったりしているうちに、ちょうど頃合いとなりました。
この時、みんなが口々にしていたフレーズがコレです。

「家に帰り着くまでが、神園さやか(のイベント)です。」

いつからともなく、公認ファンサイトの管理人氏が言い出したのが起源だったと思います。
学校の遠足で校長先生が言っていたフレーズに似ているし、初めて聞いたみんなは笑うけど、
実に言い得て妙だと思いますし、ファンの真理とも言うべきフレーズだと思いました。

# イベント本編における行動はもちろんですが、行き帰りの身なりや立ち居振る舞いによっても、
# 周りの迷惑となる場合があり、ファンの行動をきっかけにその対象への偏見や顰蹙となりえます。
# このようなシチュエーションへの警鐘として、私ならばこう言い放っていたと思います。
# 「神園さやかファンとして、周囲に対して恥ずかしい行動をとらないようにしよう。」
# 決して難しいことではないハズですが、厳しい物言いと感じられてしまうかもしれません。
# 今までの行動様式についても、経験に基づく勘や不文律といったものを作用させましたが、
# この辺についてもわかりやすくお話しようと思いますので、よろしくお願いいたします(礼。

それぞれの地からそれぞれの手段で集った面々が、それぞれの生活へ戻るために別れていきます。
私は余韻にひたる間もなく、すっかり新幹線の車中では寝入っていたのでありました(微苦笑。
# 先に帰還していた某氏と地元で再会、その後も放談と密談を続けていたのはナイショ(ぉ。

何はともあれ、さよなら名古屋。
また、会える日まで!?


曲目

【13:00〜の部】
  1. 異邦人
  2. みずいろの雨
  3. 初恋
  4. 白い色は恋人の色
  5. タッチ
  6. 約束
【15:00〜の部】
  1. 木綿のハンカチーフ
  2. ひまわり娘
  3. 岬めぐり
  4. まちぶせ
  5. なごり雪
  6. 約束

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