since 2009/06/01
名称：『神園さやか＆宴次郎バンドライブ』 in 王子・ハイビスカス
日付：2009年06月13日（土）
時間：19:30〜、21:15〜
場所：沖縄料理ハイビスカス（東京都北区王子）
2009/06/16
by K'z (N)
リューキューアイランドこと沖縄。 昨今、独特の風土と歴史に根付いた音楽や料理などがクローズアップされるとともに、 各地に「そのスジ」のお店が誕生しているのは皆さんもご存じのことと思います。
今回出向いたのは、そんな沖縄料理のお店「ハイビスカス」さん。 居酒屋然とした店内にステージがあって、さまざまなアーティストのライブが催されています。 今日はさやかちゃんの生ライブ、しかも久しぶりに宴次郎さんとのセッションです。
宴次郎さんと言えば、素晴らしい歌唱とカミカミのトークが魅力的で、 今までもさやかちゃんのライブではバンドを揃えて演奏してくれたり、 健康ランドなどでの歌謡ショーの際に司会を務めてくれたり、と 神園さやかファンの間でも絶大な人気と知名度を誇る方なのです。
さて……。 店頭にも「神園さやか＆宴次郎バンドライブ」のタイトルが掲げられ、早くも気持ちは高まります。 冷静を装って、ラフテーやちゃんぷるーなどの沖縄料理やご当地のドリンクを楽しんでいると…。
まずは、宴次郎さんの登場。何やら、のっけからパワー全開です。 随所に下ネタをちりばめたMCに続いて、『Stand By Me』を皮切りに邦洋の名曲の数々。 さすがは自ら率いるバンド「ブルーエモーション」でもボーカルを担当する方、聞き応えじゅうぶんですよ。
場内があったまったら、いよいよさやかちゃんの登場です。 定番の『木綿のハンカチーフ』でスタート、ワタシ達もいきなりフル稼働で応援します。
ところが……。 拍手喝采の中で、バンドの方から曲紹介にミスがあったとの告知がありました。 聞くと、ベース担当氏が用意していたギャグ「モメンね、モメンね〜」を言いそびれたとか。 （そんな気を遣わんでもケッコーですんで…。） さらに加えて「ウチの娘と1歳違いなんで、何だか娘とやってる感じですね。」 それに答える宴さんも「えっ？娘とヤッてる！？」ですって。 （また下ネタですか…。）
さやかちゃんも負けていません。自己紹介の中で、 「一部のひと（応援に白熱する我々ファンのことね）がご迷惑かけています…」などと言ったり、 和やかな雰囲気の中でも、終始ハイテンションなのが伝わってきます。
『花』『島人ぬ宝』などの沖縄フレーバー特盛の楽曲と『学園天国』『さくらんぼ』といった躍動感溢れる楽曲、 どちらもクォリティ高く歌いこなすさやかちゃんに、気がつくと多くのお客さんが拍手と声援をしていましたね。
で、アレですな。 いつも感じるのですが、さやかちゃんの歌声って不思議なチカラを持っているんですよね。 浸透力に富んでいるとでもいうのでしょうか。 今回のようなスタイルのライブは飲食とステージを同時に楽しむことができますよね。 そんな食事しながら、あるいは談笑しながらの観覧でも確実に五感の隙間に入り込んで来て、 しかも心を捉えて離さない訳です。 これは単なるひいき目ではなく、ワタシ自身もイベントに参戦し始めの頃に実感したことです。 逆に「ながら観覧」をしていると、せっかくのナマ歌がBGM化してしまって心に何も残らない、 そんなアーティストさんがなんと多いことでしょうか…。
ライブ終盤は、あの「東京湾納涼船」を連想させる程の盛り上がりでした。 最後の曲は『君の瞳に恋してる』。 もちろん、「神園さやか ヲタ芸部」の任務遂行も欠かせませんよね。
余談ですが、宴バンドもあらゆるジャンルの楽曲に対応すべく最大限の配慮をしてくれたとかで、 この日のために、譜面読解に長けた選りすぐりのメンバーを召集したとのことです。 ベース担当氏いわく「フメンね、フメンね〜」だってさ。
終演後はいつも通りCD等の即売ですが、今日は物販コーナーを設けるのではなく、 さやかちゃんが直々に各テーブルのお客さんを訪れる方法でした。 それが功を奏したのか、かなり売れていましたね。 盛況すぎて、ワタシなど「CDください」が言い出せなかったぐらいですもん。
明日もライブハウスでのイベントです。 未来を担う金のたまご発掘のオーディションも併せて行われるとのことなので、 さやかちゃんにはぜひ、プロの実力とプライドを発揮して欲しいと思います。