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【フリートーク】

付記(2011/11/05-2011/11/06) その2

2012/02/23
by K'z (S)

2011年11月の大阪遠征を経て、その後に参加したイベントをふりかえりつつ、
私が思い起こしたことたちを、三編にわたって書き留めておこうと思います。

以前から地方で行われるフリースペースのイベントと同様、今回の催しにおいても
本編の歌唱だけでなく、トークの調子も聴きとりやすいように配慮されたようで、
終始、なごやかでゆったりとした雰囲気で進行しているのが印象的でした。

残念ながら、都内近郊のフリースペース(お店さんが絡む催し)は‥‥な状態です。
歌手さんから聴衆へのM/Cでも、世間話をするかのように割り込んでくる人がいます。
これが何人も・何言も繰り返されるため、ゆったりを通り越してダレてくるのです。
# 神園さんの場合はスルーするのも上手ですが、他者においては顕著でありました。

初体験の観客ならば微笑ましい光景と思いますが、実際には違うことの方が多いです。
特にお店さんに常駐する方、一部の「演歌DD(誰でも大好き)」による所業が多く、
旧来のスタイルによる「演歌キャンペーン」においては"がん"とも言えるでしょうか。
二言目には「他者ではこうだったのに、やってくれない。自分を覚えてくれない。」と、
歌手さんやお店さんがNGを出さないのを良いことに、エコひいきをごり押しします。
「応援してやっている」と言う割には、CDやCTを買わないことも多いと聞きました。
# 当然のことながら、商品を買えば(何をやっても)良いというわけではありません。
こんな人達が目立ってうろつく現場では空気も澱み、本来の目的も果たせないでしょう。

しかし、旧態依然たる悪弊に対して異を唱えたのが、神園さんとその周囲だったのです。
熊五郎さんが可否を明確に説明し、神園さんは全ての観客へ公平に接してくれました。
時には、名だたるファン連中が各々の立場から違反者を注意することもありました。
このような過程を経て、今では理不尽な振る舞いをする者は減ったと思いますし、
社会人として節度ある行動をとり、現場の決まり事を守ることができる人にとって、
神園さんの現場は、誰が飛び込んでも受け容れられる環境になっていると思います。
神園さんと彼女によって披露される多くの楽曲たち、その催しについてもそうですが、
積極的かつ能動的に取り組める人ならば、さらに楽しさが増すこと請け合いです。

しかし、都内近郊では(1)のように恵まれた環境でのイベントが減ったのは残念ですし、
最近、神園さんのイベント全体における調子が芳しくないことが増えたように思います。
とはいえ、ご本人のパフォーマンスを始めとする高クオリティは健在だと信じています。

ですから、お店さんに常駐し、スタッフに癒着し、様々な歌手さんに対して付け込み、
他者よりも認知・優遇されることばかりを重視するような「演歌DD」を反面教師とし、
神園さんが好きなファン連中にあって、とりわけ常連と呼ばれるみんなが率先して、
ご本人やお店さんに迷惑をかけないように、その他の観客から顰蹙をかわないように、
自らの言動で模範となり、周囲が入り込みやすい環境の形成が必要だと考えております。

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