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【フリートーク】

「2009年に初披露されたカバー曲・五選+α」

2010/04/21
by K'z (S)

神園ちゃんが20歳になった頃から、私はイベントで数多くのカバー曲を聴いてきました。

詳しくは、弊サイト内の『カバー曲大全集(2005/05〜)』などをご参照いただくとして、
私の代名詞でもあった「撃ち抜かれて、穴だらけ」にされたポイントを思い起こすに、
キモは、(1)詞曲の良さ、(2)選択の意外性、(3)本人の歌唱、であったと思います。

ちなみに、このサイトを立ち上げた2009年に初披露されたカバー曲をふり返ると、
一時期に比べると数こそ少なかったものの、中にはキラリと光ったモノがありました。
今回のフリートークでは、個人的な「お気に入り」をご紹介しようと思います。

1曲目『青いカナリヤ』
前向きな詞、シンプルで親しみやすい曲、明朗快活な歌唱がマッチした逸品です。
握手会の「一言、二言」で「今回は『カナリヤ』が良かったねぇ!」と伝えた時の、
神園ちゃんの本当に嬉しそうな笑顔とぶんぶんと振った握手の力強さが忘れられません。
それだけ、神園ちゃんの取り組みにも力が入っていたんだろうなぁ…と推測もしたし、
私の抱いていた感想が、彼女のツボにハマったであろうことも嬉しかったものです。
個人的には、2009年に参戦した全イベントの中でも屈指の名場面だったと思います。

2曲目『涙くんさよなら』
詞曲の良さと快活な歌唱がマッチした逸品なのは、1曲目と同様であります。
歴史的にもカバーされた数が多い曲であり、神園ちゃんのヴォーカルで安心して聴けました。
意外性と言えば、"あの"バージョンと思われるオケを使っていたのには驚きましたね…。
初披露の時の握手会では、某氏と前後して熊五郎さんに元ネタを聞いちゃったぐらいです(ぉ。

3曲目『くちびるNetwork』
4曲目『スローモーション』
「諸般の事情」と「傾向と対策」により、この人たちの曲はカバーされないと思っていました。
そもそもカバーする人が少ないから貴重であると同時に、歌まねにならなかったのも魅力的。
オリジナルのフワッとした感覚に対して、神園ちゃんのクリアな空気を感じられたのが(嬉。
初披露した時のデキは悪くないと思うので、また次に唄われる機会を楽しみにしたいですね。

5曲目『野に咲く花のように』
神園ちゃんの姿は都会の喧噪の中に咲く一輪の花、その歌声は一服の清涼剤のごとし。
もっと自分が穏やかな気持ちになれた時、さらに感動が沁み渡るようになるかもしれません。

次点『色・ホワイトブレンド』
春の浅草にて、私は曲名を聞いただけで「うぉぉぉぉぉっ!」となったんですけどね…。
神園ちゃんが歌詞をフッ飛ばしたハプニングがあってから、今まで披露されていないのが残念です。

様々なカバー曲と親しみ、積極的にノッた上で、"応援"という形で賞賛を贈るにしても、
飛んだり・跳ねたり・叫んだりすることも多い私には、ちょっと意外な?選曲かもしれません。
# もっとも、上に挙げたような"応援"の手法だけを旨としているワケではないんですが…。
# あくまでも、ステージと観客席の一体感による相乗効果を周囲にも波及させるのが理想です。

それはともかく、アップテンポで動かす、ミドルテンポで乗せる、スローバラードで聴かせる。
今までの傾向から見れば、どんなパターンでも魅力的なステージを作れる神園ちゃんですから、
これからもファン連中を「撃ち抜く」楽曲をアグレッシヴに発掘、披露してほしいですね…。

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