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【フリートーク】

付記(2010/03/14)

2010/04/10
by K'z (S)

ちょうど季節柄もあって、冬から春の訪れを機に披露されたカバー曲たちが中心でした。
そして、久しぶりな楽曲が多かったので、各々が披露されたときのことを思い起こしました。

私が神園ちゃんのイベントを追っかけ始めた頃、20歳を迎えた頃、さらに事務所を移籍した頃。
その会場はと言えば、大井、浅草、錦糸町、木場、都内近郊、津々浦々でしたよね…。

僕らが今までの傾向から選曲を読むのに対して、神園ちゃんと熊五郎さんが本編で仕掛ける。
想定の内外を問わず「撃たれた」僕らに対して、「してやったり!」の笑顔を浮かべる二人。
その日の晩から?僕らは対策の練り直し…、という嬉しい緊張感の連続だったと思います。
これによって、お互いに意思の疎通を図れていた(と信じる)感覚が楽しかったんですね。
神園ちゃんサイドとファン連中の関係だけでなく、ファン同士の間でもそうです(と信じる)。

神園ちゃんの意欲的な取り組みにより、各イベントのステージングは大きく変わりました。
積極的かつ能動的にイベントに臨むことで、ファン達は神園ちゃんの気持ちを受け取ったし、
いつしか、そんなファン達は「いつでもどこでもいる」=「いつどこ」と呼ばれるようになり、
個人的には「撃ち抜かれて、穴だらけ」にされながら、次のイベントを心待ちにしたものです。

ところが…。
ここ数年の間でまた、神園ちゃんとファン連中を取り巻く環境が変わってきたみたいです。
神園ちゃんサイドで言えば、それなりに安定したイベントとステージを行えるようになり、
ファン側としては、さらなる広がりや深みへの追求を必要としない傾向になった代わりに、
良い意味で変わること=相乗効果による進歩や発展を図れる要素も減ったような気がします。
# 他者の"啓蒙や提案"を"迷惑"と捉えたり、「自分は自分」と居直れる雰囲気ができたからね…。

今でも「何が飛び出すか、わからない。」というワクワク感を強く残しているイベントは、
この『箱ライヴ』だと思っていましたが、全体的には評判が芳しくないのは残念でなりません。
次に参加する機会があるならば、さらなる相互関係の向上を期待したいと思っております…。

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